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当院では『学会認定資格』を持ったスキルの高い培養士が治療にあたっています。

2014.06.17

当院の培養士は全て、『日本卵子学会』、もしくは『日本臨床エンブリオロジスト学会』の認定資格を保有しています。エンブリオロジストとは、簡単に言えば「不妊治療ラボの専門技術者(培養士)」のことを言います。

培養士の仕事は、精液検査→良好精子収集→医師が採取した卵胞液からの卵子収集と培養→媒精(シャーレ内で精子と卵子を混合培養して受精を促す)→顕微授精(顕微鏡下で卵子に精子を注入)→受精確認(卵子内に精子と卵子由来の2つの前核を確認)をした後、別の培養液を入れたシャーレに移して胚を育てます。ほかに精子や胚の凍結保存、および融解や孵化補助などの処置もします。

つまり、培養士は体外受精の過程における大部分を担っており、その成否はドクターの技量はもちろん、この培養士(エンブリオロジスト)の技量が大きなカギを握っていると言えます。

日本全国の多くの生殖補助医療実施施設において、認定資格を保有している臨床エンブリオロジストが1〜2名程度しか在籍していない施設が多い中、当院では認定資格を保有する、高いスキルを持った培養士のみが不妊治療にあたっています。